えっ…こんなに素敵なものだった!?着物を着る楽しさ教えます

さあ、タンスに何があるか?掘り出し物を探してみよう

長年タンスにしまい込んだままの着物を見るのはドキドキしますよね。虫食い、シミなどどんな状態なのか?どんな着物が入っていたかさえ、記憶に無い人もいるかと思います。思い切って、タンスを開けてみましょう。掘り出し物があるかもしれません。

まず始めに、タンスの中身を整理します。と、いっても着物に詳しい人は別として、あまり知識の無い人には難しい事です。着物の仕分けから始めます。ここ数年まったく着物を着ていない人は、礼装とその他の着物に仕分けしましょう。背中に紋が入っていれば礼装ですので、礼装の判断がつかない人は紋をポイントにします。また、喪服の場合も当然紋が入っていますし、全体が黒なので迷う事は無いかと思います。数年前に着物を着たという方は、その着物も礼装と同じ分類に入れて仕分けします。これで、必要最小限の着物が見つかります。「礼装+最近着た着物」は今後も使用する着物としておきます。

次に、その他の着物の中身を確認します。残しておきたいもの、処分しても良いと思うものに仕分けします。

帯については、残した着物に使用する帯を中心に仕分けします。帯には、着物の紋のような目印になる物が有りませんが、難しく考える必要はありません。帯はそれ単体で購入する事は少なく、着物と一緒に購入している事が多いものです。また単体で購入する場合でも、既存の着物に合わせる目的で購入しているはずですので、おのずとどの着物とセットだったか分かってくるはずです。それでも分からない場合は、礼装には袋帯、カジュアルには名古屋帯という定義を思い浮かべながら仕分けします。袋帯と名古屋帯どちらを残すか迷った場合は、礼装、カジュアルでも使える袋帯を選びましょう。

処分しても良いと思う着物と帯が出てきたら、最終ジャッジの為に相談します。着物を持っている人の中には、「自分で着物を集めた人」と、「母親や、親戚等からもらった人」に大別されます。自分で着物を集めた人は、ある程度以上の知識を持って購入したはずですので、どれを処分するかの判断は容易だと思います。しかし、嫁入り道具などで着物を持った人は、知識がそれほど無い場合が多いので、古いからといって独断で判断せず、お母さんなどに相談すると良いと思います。

着物を整理するのは、からっと晴れた日にするのが良く、秋頃が良い時期です。最低一年に一回はタンスから出して陰干しするのがおすすめです。天気の良くない時に片付けるのは、避けた方が良いのですが、急いでいる場合は、床暖房で乾燥させるのも結構使えますよ。ただし、特殊加工をしていたり、大切な着物の場合は、色移りやシミなどのトラブルのもとになりますので、注意して下さい。

これで、大まかな仕分けが終わりました。久しぶりに見た着物や、忘れていた着物がありませんでしたか?着物や小物など、ほとんど使わない為に、その存在すら忘れている事がよくあります。掘り出し物をみつけたなら、是非もう一度外に出してあげましょう。