えっ…こんなに素敵なものだった!?着物を着る楽しさ教えます

カッコいい女袴は、着物より簡単に着付けられるんです

女子大生の卒業式といえば、やっぱり袴姿がりりしくて良いですね。最近では、小学生の卒業式でも袴姿が流行っているんですよ。女袴と男袴が有り、いくつか違いがあります。

男性の袴は、仙台平や縞の平袴を用いると礼装用になります。帯は角帯を腹の下に巻き、その上に袴を付けるので、袴の丈は女性に比べて短くなります。後ろに背板があり、紐は細いです。股の部分は、二股になっている馬乗り袴と、スカート状になった行灯袴があります。足さばきの良いのは、馬乗り袴です。

女性の袴は、明治時代に女学生の制服として用いられたのが始まりで、礼装にはなりません。背板は無く、半幅帯を胸に締めて、その上に袴をつけるので、袴の長さは男性用より長くなります。股の部分はスカート状の行灯袴になります。

男袴、女袴とも基本の着付けは同じですが、男袴の紐結びが若干難しいです。独学で学ぶ場合は、インターネットでも詳しく載っているサイトが多いので、参照されると良いと思います。ここでは、比較的簡単な女袴の着方をご紹介します。

①着物の着方について。着物は、色無地などの振りの小さいものを用います。最近では振り袖を着る人も多いので、それほど問題にはなりませんが、女袴には色無地などの小袖のものが基本と覚えておくと良いと思います。普段の着物との違いは、裾を20センチほどあげて、衣紋は抜きすぎず指3本が入る程度で着上げます。

②帯は、半幅帯で小さな文庫結びを作ります。大きく作ると、背からはみ出してみっともないので気を付けます。また、袴の背の部分を乗せる土台になるので、しっかりと締めておきます。袴は脇が大きく開いて見えるので、袴を付ける前に、着物のおはしょりを綺麗しておきます。

③袴の丈は履くものによって変わります。草履の場合はくるぶしより下辺りに合わせます。ブーツの場合はくるぶしが見えるくらいで合わせます。ブーツに裾にひっかからない場所で袴を固定します。袴の前ベルトから締めて行きます。この時に帯が1センチ見えるぐらいで、前ベルトを当てます。この際、前帯にクリップで留めておくと良いです。前ベルトを後ろの文庫帯の上で交差して、帯にからげ下からリボンを前に戻します。左前辺りで、紐を右を上にして交差させます。結ばずに左下の紐を折り返し、後ろに戻します。文庫帯の下で蝶々結びにします。後ろの背部分を、文庫帯の上に置きます。緩まない様に、紐を前にまわし、左の紐が上に来る様に重ねます。左の紐を、先に締めてある前紐にからげて下から上に向けて通します。そのまま、蝶々結びをします。リボンの形を整えて、どちらか片方の紐を結び目下から上に引き上げ、結び目を隠す様にたらします。

字面でみると、少しややこしく感じるかもしれませんが、一度着付けてみて下さい。男性と違い、リボンの始末が簡単なので、袴の背が帯にしっかりついてさえいれば、上手く着付ける事ができますよ。是非チャレンジしてみて下さい。